アプリ開発やサイト制作のスマホ端末実機検証・テスト-Remote TestKit

テストのエビデンス管理対策とは?4大問題と実機検証ノウハウ

品質向上のため、複数機種に対するテストは大変重要です。
しかし、複数機種でのテストでは、それぞれの端末で取得したテストのエビデンス整理にもコストを要してしまいます。本コラムでは、テスト担当者を悩ますエビデンス管理を効率化する方法をご紹介いたします。

<目次>

・スマホ複数機種に対するテストでは、エビデンス整理のコストが増大
・テスト担当者を悩ます、エビデンス管理における4大問題
・エビデンス管理効率化の方法とは?Remote TestKitなら、PC上で実機の表示を並べて操作&スクショを取得可能!

スマホ複数機種に対するテストでは、エビデンス整理のコストが増大

スマートフォン(以下、スマホ)はこれまで多数の機種が発売されており、ユーザーは自分の好みに合わせた端末を選ぶことができます。ユーザーの嗜好に合わせて、それぞれのスマホにはハードウェアなどにさまざまな違いが存在しています。例えば、手の大きさに合わせてサイズの大小が存在することもその一例です。

しかしながら、違いを持った複数機種のスマホに対し動作を保証するためには、それぞれの機種に対してテストを実施することが必要となります。OSレベルでの共通化はされていても、デバイスレベルでは動作に差異があるためです。例えば、ディスプレイのサイズや比率は機種によって異なるため、表示崩れやズレが発生していないかは主流機種では確認しておきたいところです。

複数機種でのテストを実施する場合には、特有の悩みも存在します。各機種の調達に加え、複数の端末で取得したテストのエビデンスの整理にもコストを要してしまうのです。

次々と発表される新機種に対し、可能な限り早く対応したいところですが、テストを実施していない機種でレイアウト崩れなどの問題が起きてしまっては、サービスの品質が疑われてしまいます。

「限られた期間の中で品質を確保しなければならない。しかし、複数機種でテストをしてそのエビデンスをまとめるためには時間とコストが必要。」スマホ向けアプリケーション開発者に常に付きまとう問題です。

テスト担当者を悩ます、エビデンス管理における4大問題

複数機種のスマホ向けテストのコストが増大し、時間がかかってしまう要因を改めて整理してみましょう。

・デバイス毎に動きが違う可能性があるため、テストに複数の機種を用意する必要がある。

・複数の端末間で同一の操作を比較する必要があるが、テストの実施者が異なる場合などで比較対象にバラつきがでる

・端末ごとにエビデンスを取得したあと、エビデンスを一か所に集める手間が存在する

・収集したエビデンスを突き合わせて比較した資料を作成する手間が大きい

特に、スマホアプリのテストではエビデンスとしてスクリーンショットを取得することが一般的です。しかし、このスクリーンショットの挙動は各機種でそれぞれ設定をする必要があり、保存先やファイル名もデフォルトの設定が異なります。

スマホアプリのテスト責任者を務めるA氏も、複数機種の端末間での動作を保証するためのテストにおいて、コスト増大に頭を抱えていました。

スマホが持つ機能が増えてテスト項目が増えることは仕方がありません。複数の機種に対応するためにデバイスを用意しなければならないことも、技術の発展の裏返しと捉えれば納得することができます。

ですが、エビデンスの突き合わせや資料としての整理に時間がかかるのはどうにかならないでしょうか?テストの成果を確認するための資料作成作業をできる限り効率化したいのです。(A氏)

そこで、これらの課題を解決する方法として導入したのが、テストの効率化を実現するソリューションRemote TestKitです。Remote TestKitは、スマホの実機をレンタルしてリモートで利用し、テスト環境として使えるサービスです。

Remote TestKit(アプリ版)では、PCの画面上に複数のスマホを並べてテストすることが可能です。エビデンスも複数台分並べたものが取得できるため、整理のための工数を大幅に削減することができました。(A氏)

・エビデンス管理効率化の方法とは?Remote TestKitなら、PC上で実機の表示を並べて操作&スクショ取得可能!

複数機種での動作や表示の確認、その比較に非常に役立ったのがRemote TestKitでスマホの画面を並べての、テスト実施です。レンタルしたスマホの画面を並べて表示、操作できるため、比較しながらテストが進められます。エビデンスの取得も同じPCの画面上のスクリーンショットを取得するので、あとから突き合わせを行う作業も必要ありません。エビデンス整理の時間が大幅に削減できました。(A氏)

 

Remote TestKitのレンタル画面。レンタルしたスマホの画面を並べて表示、操作が可能。

テスト実施者の使うPC上でスクリーンショットを取得可能。

 

特定機種でしか発生しない挙動や障害の確認にも、複数台を並列にテストできるRemote TestKitのメリットは大きく役立ちます。並列で挙動を一つずつ確認して比較のエビデンスを取得しながら、操作履歴としても一台一台のスマホの画面表示を残すことが可能です。後からエビデンスの整理や操作を追いかけ直す際に、画像の不足を補いやすい点がありがたいですね。(A氏)

テスト工程特有の作業として、エビデンスの取得と保存があります。さらには、従来複数のスマホでテストを行った場合には、テストを行った端末をUSBなどで接続してPCにファイルを収集、その後整理を行う作業もありました。Remote TestKitを使えば、最初から同じPC上にエビデンスのファイルを整理しながら格納できるため非常にスムーズです。(A氏)

Remote TestKitは複数機種を並べてのテストの他にも、スマホアプリのテストに必要な環境を揃えています。スムーズなテストの実施を実現するツールです。


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