アプリ開発やサイト制作のスマホ端末実機検証・テスト-Remote TestKit

Remote TestKit の使い方

Web版による検証

Web版とソフトウェア版の使い分けとしては、簡易にデザイン確認を行う場合にはWeb版を使い、デバッグしながらの検証作業や証跡を取りながら検証を行う場合にはソフトウェア版を使うと便利です。

ログイン

  1. Remote TestKit ブラウザ版のページをブラウザで開きます。Remote TestKit ブラウザ版 https://webapp.appkitbox.com/
  2. 登録したユーザ名・パスワードを入力して [ ログイン ] をクリックしてください。
  3. ログイン


ユーザ名/パスワードを忘れた時

パスワードのリセット

パスワードを忘れた場合は、パスワードを再設定する必要があります。

  1. ログイン画面で [ ユーザ名・パスワードを忘れた方 ] をクリックしてください。
  2. パスワードのリセット画面でパスワードリセットを行いたいアカウントのユーザ名を入力し、[ 送信 ] をクリックすると、パスワードリセットに必要なリセット番号がメール送信されます。
  3. パスワードのリセット
  4. メール送信されたリセット番号、新しいパスワードを入力し、 [ パスワードのリセット ] をクリックしてください。
  5. パスワードのリセット

    ※パスワードのリセット申請から5分以内に新しいパスワードを設定する必要がございます。5分を過ぎてしまった場合、再度リセット番号の発行を申請してください。


ユーザ名の確認

  1. ユーザ名を忘れた場合は、ログイン画面で [ ユーザ名・パスワードを忘れた方 ] をクリックしてください。
  2. パスワードのリセット画面右下にある [ ユーザ名を忘れた場合はこちら ] をクリックしてください。
  3. 登録したメールアドレスを入力し、 [ 送信 ] をクリックすると登録されているユーザ名がメール送信されます。
  4. ユーザー名の確認

画面の説明

Web版の各種画面の説明を行います。

端末一覧画面

ログイン後に表示される端末一覧画面です。レンタル中の端末一覧とレンタル可能な端末一覧が表示されます。

端末一覧画面
  1. 端末一覧画面
    このページに移動します。

  2. レンタル端末画面
    レンタル中の端末操作画面へ移動します。

  3. プラン
    現在ご利用のプランが表示されています。

  4. お知らせ
    Remote TestKit からの最新のお知らせを表示します。

  5. アカウント

    • アカウントの情報:アカウントの情報を表示します。
    • プラン変更(購入):プラン購入・相談画面を表示します。
    • レンタル履歴:直近で利用した端末を表示します。
    • お問い合わせ:カスタマーサポートへ移動します。
    • Change to English:言語を英語に変更できます。
    • ログアウト:ログアウトし、ログイン画面へ戻ります。
    • ソフトウェア版ダウンロード:ソフトウェア版 Remote TestKit がダウンロードされます。

  6. 検索
    さまざまなキーワードに絞って端末検索ができます。

  7. レンタル端末一覧
    レンタル可能な端末の一覧です。リストでは以下の項目が表示されます。

    • 機種名
    • レンタル状況
    • デバイスサーバ名
    • メーカー名
    • OS
    • 発売日
    • 解像度
    • キャリア
    • 端末の場所
    • CPU ※画面が狭いと省略されます
    • GPU ※画面が狭いと省略されます
    • メモリ ※画面が狭いと省略されます
    • ストレージ

  8. 共通設定
    画質の切り替えができます。

  9. FAQ
    よくあるご質問(FAQ)のページへ移動します。

端末操作画面

レンタルを開始すると端末操作画面に遷移します。この画面ではレンタルしている端末が全て表示されています。まずは操作したい端末画面をクリックして選択してください。

端末操作画面
端末操作画面を操作することで、クラウド上の実機Android、iPhone、タブレットなどのスマートフォン端末を、実端末を直接操作している感覚でPCから操作することができます。
端末操作画面
  1. 延長/返却
    レンタル中端末の延長/返却ができます。

  2. メニュー
    Remote TestKit(Web版)で行える機能一覧です。詳細については、以下の「端末の操作方法」をご覧ください。

  3. テキストボックスからの入力  
    クリックするとダイアログが表示されてテキストボックスからテキストが入力できます。

  4. 戻る/ホーム
    端末自体についている各種ボタンを、こちらからも操作できます。

  5. 回転
    端末を 90 度回転させます。

  6. 最大化
    該当の端末のみを、全画面で表示します。


端末のレンタル・返却

端末一覧画面からレンタルしたい端末を検索

機種名を入力すると空き端末リストに目的の端末が絞り込めます。また、部分一致で入力毎に検索を行いますのでスムーズに機種が選べます。

端末一覧画面からレンタルしたい端末を検索

レンタルしたい端末が現在レンタル中の場合、レンタル可能になるまでの残り時間が表示されています。しばらく時間をおいてから該当端末がレンタル可能かをご確認ください。

端末一覧画面からレンタルしたい端末を検索


端末のレンタル

端末リストよりレンタルしたい端末の [ レンタル ] ボタンをクリックします。レンタル時間を選択し、 [ レンタル ] をクリックします。これで端末が使用できます。
※レンタル中の端末は30分単位で延長が可能です

端末のレンタル

また、登録したメールアドレス宛に以下の様な内容のレンタル開始通知メールが送信されます。

レンタル開始通知メール

レンタル残り時間の確認

レンタル可能時間は最低 30 分単位になります。レンタル中の端末の右上に、現在レンタルしている端末の残り利用可能時間が表示されます。

レンタル残り時間の確認

レンタルの延長

レンタル中の端末は 30 分単位で延長することが可能です。レンタル中端末リスト、もしくは操作画面の残り利用時間から [ 延長 ] をクリックすると、レンタルの延長ダイアログが表示されるので、延長時間を選択し、 [ 延長 ] をクリックします。

【端末一覧画面】
端末一覧画面
【レンタル端末画面】
レンタル端末画面 レンタル端末画面

端末の返却

フラットプランでレンタルした端末は終了時刻が来る前に強制返却することが可能です。もしくは操作画面の残り利用時間から [ 返却 ] をクリックします。なお、チケットプラン*でレンタルした端末は強制却得することはできません。

端末の返却

端末一覧画面からレンタル端末画面の再表示

レンタル中の端末は端末一覧画面に戻っても、時間内であれば再度操作画面をオープンすることが可能です。再度操作画面をオープンするには、その端末をクリックするか、左メニューの端末アイコンをクリックします。

端末一覧画面からレンタル端末画面の再表示

チケットについて*

フラットプランをご契約の場合は、チケットを消費せずに規定数の端末を何度でもレンタルいただけますが、チケットプランの場合は、単位レンタル時間に定められた数のチケットが必要になります。

  • チケットの利用 1端末を、3チケット使用して30分利用可能です。複数端末を同時に利用する場合は、端末数に応じてチケットを消費します。
  • 現在のチケット 現在購入・保持しているチケットは画面最上部にご利用可能時間として表示されます。
チケットについて

端末の操作方法

マウスとキーボードの操作

マウス入力
マウスによる以下のような直感的な操作が可能です。
  • ドラッグによるスワイプ
  • クリック/タップ操作(ホームキーなども端末画面から操作することが可能です)
キーボード入力
PC同様に、以下のような直感的な操作が可能です。
  • PC のキーボードより直接文字入力
  • 矢印キーによる画面内の移動をサポート
マウスとキーボードを組み合わせたマルチタッチ操作
Windows は Alt キー、Mac は Option キーと、マウスを使って操作します。※一部の iOS 端末では使用できません
  • ピンチ操作: Alt(Option) + ドラッグ 例えば、同操作で Google マップの拡大が行えます。
    ピンチ操作: Alt(Option) + ドラッグ
  • ホイール操作: Alt(Option) + Shift + ドラッグ 例えば、同操作でGoogleマップの傾きを変えられます。
    ホイール操作: Alt(Option) + Shift + ドラッグ

ブラウザで URL を開く

直接 URL を指定、して Web サイトを表示できる機能です。 もちろん端末内の Web ブラウザから検索や URL を入力することもできます。
  • ブラウザで URL を開く
    1. 端末のブラウザで開きたいURLを入力します。
    2. [ ブラウザで URL を開く ] をクリックすると端末のWebブラウザが立ち上がり、Webサイトが表示されます。

アプリをインストール

ファイルを指定して、アプリをインストールする機能です。 ※インストールしたアプリはレンタル終了時に自動的に削除されます。
Android アプリをインストール
      • ローカルからインストール
        1. [ ローカルからの選択 ] をクリックします。
        2. 次に、 [ ファイルを選択 ] をクリックし、インストールするアプリのファイルを選択します。
        3. 画面が処理中状態に変わり、インストールが終わるとアプリが起動します。
      • ファイルをドラッグ&ドロップしてインストール
        1. インストールしたいローカル上の apk ファイルを端末画面にドラッグ&ドロップします。
        2. 画面が処理中状態に変わり、インストールが終わるとアプリが起動します。
 
iOS アプリをインストール
iOS 端末へのアプリのインストールには iOS 端末の UDID を ipa ファイルに組み込む必要があります。 レンタルする iOS 端末の UDID を iOS Dev Center の Devices ページで登録して、レンタル中の端末で動作する ipa ファイルを生成してください。 インストールの際に、自動再署名を選択した場合、 UDID の登録・組み込みをせず、すぐにアプリのインストールをしていただくことが可能です。 *iOS10 以降の端末のみ自動再署名はご利用いただけます。

iOS 端末の UDID は、端末名をクリックする事で確認が可能です。

 
    • ローカルからインストール
      1. [ ローカルからの選択 ] をクリックします。
      2. 次に、 [ ファイルを選択 ] をクリックし、インストールするアプリのファイルを選択します。
      3. 画面が処理中状態に変わり、インストールが終わるとアプリが起動します。
    • ファイルをドラッグ&ドロップしてインストール
      1. インストールしたいローカル上の ipa ファイルを端末画面にドラッグ&ドロップします。
      2. 画面が処理中状態に変わり、インストールが終わるとアプリが起動します。
      3. ドラッグ&ドロップでのアプリインストールの場合、自動再署名が行われます。

画面を回転

端末を強制的に回転する機能です。 Web ブラウザ等、縦横両方に対応しているアプリでは、端末を回転させてアプリの表示を切り替えることができます。
※縦・横のいずれかにしか対応していないアプリでは、回転しない、もしくは回転させた後にすぐに元の状態に戻ります。


画面をキャプチャ

端末のディスプレイをキャプチャする機能です。キャプチャを撮りたい画面を表示して、ダウンロードをクリックします。
*複数枚のキャプチャを取得する際、ブラウザのポップアップブロックが出る場合があります。 下記の画像の様なポップアップが出た場合は、複数ファイルダウンロードの許可を行ってください。


URL 画面キャプチャ

指定した URL の画面キャプチャを自動で取得・保存する機能です。

URL画面キャプチャ
  1. ブラウザで開くURL を入力します。
  2. [ 実行 ] をクリックすると、画面キャプチャの取得を自動で行います。 Android4.4 以上の場合は Chrome ブラウザを用いてフルビューの取得を行い、 Android4.4 未満の場合は WebDriver によるフルビューの取得を行います。同時にファーストビューの取得も行います。
  3. キャプチャが終了するとダウンロードボタンが出てきますので、そちらから画像のダウンロードが可能です。

*複数枚のキャプチャを取得する際、ブラウザのポップアップブロックが出る場合があります。 下記の画像の様なポップアップが出た場合は、複数ファイルダウンロードの許可を行ってください。

URL複数ダウンロードポップアップ

位置情報を入力 ( GPS の設定 )

緯度と経度を入力することで任意の場所に GPS の位置情報を設定する機能です。 google map などを開き、 [ 緯度 ]   [ 経度 ] を入力し、 [ 適用 ] をクリックすると、指定した位置情報を表示します。
※ Android OS でのみご利用可能な機能です

位置情報を入力(GPSの設定)

言語を変える

端末の言語設定を変更できる機能です。プルダウンから変更したい言語を選択し [ 変更 ] をクリックして変更したい言語を選択します。
※ Android のバージョンによっては言語切替画面に遷移するので、そこから変更したい言語を選択してください。

言語を変える

Wi-Fi 切り替え

端末の Wi-Fi 接続をオン/オフする機能です。デフォルトはオンになっていますが、オフにすることでネットワーク接続のない状態にすることができます。

WiFi切り替え

端末のログを保存

実機と同じように端末のデバッグログを確認する機能です。クリックすると、端末ログのテキストファイルがダウンロードされます。


画面転送モード

画面転送モードの切替を行う機能です。

  • 標準モード:セキュア画面の表示や高速に画面転送を行いたい場合 ※若干ノイズがでる場合があります。
  • セーフモード: より安定した画面転送を行いたい場合
画面転送モード

ハードウェアボタン

端末操作画面に表示されているボタン類から、ハードウェアボタンに相当する動作を行うことができます。

  • 端末再起動 ※一部の iOS 端末は再起動することができません。
  • 音量調節 ※端末の音声はブラウザ上で再生されません。
  • ホームボタン
  • 戻るボタン
  • メニューボタン

端末共有機能

レンタルしている端末を他のユーザへ共有する機能です。
端末共有専用URLを発行する事で、Remote TestKitにログイン・加入していない方でも、レンタル中の端末の画面共有と相互の操作が可能です。 

詳細は下記ページをご覧ください 

端末共有機能紹介ページ 

ログアウト

検証が終わりましたらログアウトを行います。アカウントから、 [ ログアウト ] をクリックするとサービスからログアウトします。端末一覧画面がクローズし、ログイン画面が再表示されます。

ログアウト

制限事項

Remote TestKit ブラウザ版による、端末の利用には下記の制約事項があります。ご了承の上ご利用ください。

  • ボリューム調節はできますが、実際の音声入出力には対応していません
  • ソフトウェア版と比較して録画機能等には対応していません
  • Google Chrome、FireFox、Safari の最新バージョンが動作保証ブラウザとなります
  • Remote TestKit の全サーバとSSL通信を行います。Firewall等で接続が遮断される場合、正しく動作しません。
  • iOS13におけるパスワード表示の挙動について
  • その他制約については こちら をご確認ください


*チケットプランの新規受付は終了致しました