ソフトウェア版による検証
ログイン
- Remote TestKitアイコンをクリックし、ソフトウェアを起動してください。
登録したユーザ名・パスワードを入力して[ログイン]をクリックしてください。[ログイン状態を保持]をチェックすると、次回ソフトウェアを起動するときには自動的にログインを行います。
ユーザ名/パスワードを忘れた時
パスワードのリセット
パスワードを忘れた場合は、パスワードを再設定する必要があります。 ログイン画面で[パスワードを忘れた場合はこちら]をクリックし、パスワードのリセット画面でパスワードリセットを行いたいアカウントのユーザ名を入力してください。[リセット番号を送信]をクリックすると、パスワードリセットに必要なリセット番号がメール送信されます。
メール送信されたリセット番号、新しいパスワードを入力し、[パスワードのリセット]をクリックしてください。
ユーザ名の確認
ユーザ名を忘れた場合は、ログイン画面で[ユーザ名を忘れた場合はこちら]をクリックし、登録したメールアドレスを入力してください。[送信]をクリックすると登録されているユーザ名がメール送信されます。
画面の説明
ログイン後、レンタルを開始すると、端末に応じた以下のような操作画面が表示されます。この画面を操作することで、クラウド上の実機Android、iPhone、タブレットなどのスマートフォン端末を、実端末を直接操作している感覚でPCから操作することができます。
端末一覧画面

レンタル端末一覧
レンタル可能な端末の一覧です。リストでは以下の項目が表示されます。ステータスからレンタル中の端末がいつ返却されるかの確認も行えます。
- ステータス
- 残り時間
- キャリア
- メーカー
- 機種名
- 発売日
- OS
- サウンド
- SIM
- 端末の場所
- 解像度
- プロセッサ
- GPU
- RAM
- ROM
- 端末機能制約
プラン
直利用中のプランが表示されます。チケットを保有している場合は保有チケット数も表示されます。
プラン変更
プランの変更う、チケットの追加購入などを行うページをブラウザで表示します。
ログアウト
ログアウトします。
起動・延長・返却
レンタルした端末の起動・延長・返却を行います。
レンタル
指定した端末のレンタルを行います。
検索
さまざまなキーワードに絞って端末検索ができます。
端末操作画面

メニュー
Remote TestKit(ソフトウェア版) で行える機能一覧です。
ツールチップ
メニュー内のよく使う機能を端末画面にアイコンとして表示しています。
ハードウェアボタン(ソフトウェアボタン)
Androidのハードウェアボタンもしくはソフトウェアボタンが表示されます。アイコンの上にマウスカーソルを合わせることで機能の説明が表示されます。
端末のレンタル・返却
レンタルしたい端末を検索
ログイン後、レンタル可能なスマホ・タブレットが一覧表示されます。機種名を入力すると空き端末リストに目的の端末が絞り込めます。また、部分一致で入力毎に検索を行いますのでスムーズに機種が選べます。
レンタルしたい端末が現在レンタル中の場合、レンタル可能になるまでの残り時間が表示されています。しばらく時間をおいてから該当端末がレンタル可能かをご確認ください。
ソフトウェア版ではよく使う端末をお気に入り端末として登録することができます。空き端末リストの最左部の★をクリックすることで、よく使う端末を常にリストの上に表示することができます。
端末のレンタル
端末リストよりレンタルしたい端末の[レンタル]ボタンをクリックします。レンタル時間を選択し、[レンタル]をクリックします。これで端末が使用できます。
※レンタル中の端末は30分単位で延長が可能ですまた、登録したメールアドレス宛に以下の様な内容のレンタル開始通知メールが送信されます。
レンタル残り時間の確認
レンタル可能時間は最低30分単位になります。残り時間に現在レンタルしている端末の残り利用可能時間が表示されます。
レンタルの延長
レンタル中の端末は30分単位で延長することが可能です。[延長]をクリックすると、レンタルの延長ダイアログが表示されるので、延長時間を選択し、[延長]をクリックします。
端末の返却
フラットプランでレンタルした端末は終了時刻が来る前に強制返却することが可能です。レンタル端末リストから返却したい端末を選択して[返却]をクリックします。なお、チケットプランでレンタルした端末は強制却得することはできません。
端末画面の再表示
レンタル中の端末は操作画面を閉じても、時間内であれば再度操作画面をオープンすることが可能です。操作画面を閉じた端末は、レンタル中の端末リストで状態が ”起動可能” と表示されています。再度操作画面をオープンするには、その端末を選択し、[起動]をクリックします。
チケットについて
フラットプランをご契約の場合は、チケットを消費せずに規定数の端末を何度でもレンタルいただけますが、チケットプランの場合は、単位レンタル時間に定められた数のチケットが必要になります。
- チケットの利用
1端末を、3チケット使用して30分利用可能です。複数端末を同時に利用する場合は、端末数に応じてチケットを消費します。 現在のチケット 現在購入・保持しているチケットは端末一覧画面に表示されます。
チケットの追加購入 チケットが無くなった場合は、端末一覧画面の[チケット追加/料金プラン申込/利用状況照会]から追加のチケット購入が可能です。クリックするとログイン画面が出ます。ログイン後、追加購入をしてください。
- チケットの利用
端末の操作方法(WEB版と共通の基本機能)
マウスとキーボードの操作
マウス入力
マウスによる以下のような直感的な操作が可能です。
- ドラッグによるスワイプ
- クリック/タップ操作(ホームキーなども端末画面から操作することが可能です)
- マウスホイールによる画面スクロール
PCのIMEを用いた文字入力
Windows版では [設定] から [PCのIME有効化] をクリックすることで、PCのIMEを用いて日本語を変換しながらダイレクトに文字入力が可能です
macOS版では [設定] から [テキストフィールド入力] をクリックすることで、PCのIMEを用いて日本語を変換した文字を、スマートフォンのテキストフォーム等に流し込むことが可能です
マウスとキーボードを組み合わせたマルチタッチ操作
WindowsはAltキー、MacはOptionキーと、マウスを使って操作します。※一部のiOS端末では使用できません
ピンチ操作: Alt(Option) + ドラッグ
例えば、同操作でGoogleマップの拡大が行えます。ホイール操作: Alt(Option) + Shift + ドラッグ
例えば、同操作でGoogleマップの傾きを変えられます。
ブラウザでURLを開く
直接URLを指定、またはストレージから選択してWebサイトを表示できる機能です。
もちろん端末内のWebブラウザから検索やURLを入力することもできます。
ブラウザでURLを開く
- [機能] もしくは [ツールチップ] から [URLを入力してブラウザを起動] を選択します。
- 入力ダイアログが開くので、URLを入力します。Androidの場合はChromeブラウザを優先して使用するか指定することが可能です。
[OK] ボタンを押すとWebブラウザが立ち上がり、Webサイトが表示されます
アプリをインストール
ファイルを指定して、アプリをインストールする機能です。
ストレージとローカルからのファイル選択が可能です。※インストールしたアプリはレンタル終了時に自動的に削除されます。
ローカルからインストール
- [機能] もしくは [ツールチップ] から [ストレージからの選択] を選択します。
- ファイルダイアログからインストールするアプリのファイルを選択します。
画面が処理中状態に変わり、インストールが終わるとアプリが起動します。転送に時間を要する等の理由で途中でインストールをキャンセルしたくなった場合には、画面右下に表示される [キャンセル] ボタンを押してください。 ※インストールしたアプリはレンタル終了時に自動的に削除されます。
ストレージからインストール
- [機能] から [ストレージからの選択] を選択します。
- ストレージにアップロード済みのアプリのガイル一覧が表示されるので、そこからインストールしたいファイルを選択します。※ストレージへのアップロードは自動テストサービスから行います。
画面が処理中状態に変わり、インストールが終わるとアプリが起動します。
※インストールしたアプリはレンタル終了時に自動的に削除されます。
ファイルをドラッグ&ドロップしてインストール
- インストールしたいローカル上のapkファイルもしくはipaファイルを端末画面にドラッグ&ドロップします。
- 画面が処理中状態に変わり、インストールが終わるとアプリが起動します。
Androidアプリのインストールの補足事項
上記のストレージ、ローカルからのインストール方法で、apkファイルを指定してAndroidアプリのインストールが可能です。
iOSアプリのインストールの補足事項
上記のストレージ、ローカルからのインストール方法で、 ipaファイルを指定して、iOSアプリのインストールが可能です。
※iOS端末へのアプリのインストールにはiOS端末のUDIDをipaファイルに組み込む必要があります。
レンタルするiOS端末のUDIDをiOS Dev CenterのDevicesページで登録して、レンタル中の端末で動作するipaファイルを生成してください。- iOS Dev Center はこちら
- 提供中のiOS端末とUDIDの一覧 はこちら
画面を回転
端末を強制的に回転する機能です。
Webブラウザ等、縦横両方に対応しているアプリでは、端末を回転させてアプリの表示を切り替えることができます。
※縦・横のいずれかにしか対応していないアプリでは、回転しない、もしくは回転させた後にすぐに元の状態に戻ります。
- 縦・横両方に対応しているアプリを起動します
[機能] もしくは [ツールチップ] から [画面を回転] を選択します
※ 画面回転有効化の状態により、端末操作画面の見た目が変わります。画面回転有効化は、[設定] から [画面回転有効化] をクリックして設定します。
画面回転有効化が有効の場合に、画面回転を行った場合の表示
画面回転有効化が無効の場合に、画面回転を行った場合の表示
画面をキャプチャ
端末のディスプレイをキャプチャする機能です。
画面のキャプチャには、端末の全体をキャプチャする機能と、端末のディスプレイだけをキャプチャする機能があります。
画面のキャプチャ方法には3種類の方法があります。
1. キャプチャを画像ファイルで保存
端末全体をキャプチャ(画像ファイルで保存)
- 保存したいサイズにウィンドウを拡大・縮小します
- [機能] もしくは [ツールチップ] から [端末をキャプチャして保存] を選択します
- 画像のファイル名と保存先を設定すると、画像がjpg形式で保存されます
ディスプレイのみをキャプチャ(画像ファイルで保存)
- 保存したいサイズにウィンドウを拡大・縮小します
- [機能] もしくは [ツールチップ] から [画面をキャプチャして保存] を選択します
- 画像のファイル名と保存先を設定すると、画像がjpg形式で保存されます
2. キャプチャをクリップボードに保存
端末をクリップボードにコピー
- 保存したいサイズにウィンドウを拡大・縮小します
- [機能] もしくは [ツールチップ] から [端末をクリップボードにコピー] を選択します
- 貼り付け先のアプリに切り替えて、各アプリごとの方法でクリップボードから貼り付けを行います
画面をクリップボードにコピー
- 保存したいサイズにウィンドウを拡大・縮小します
- [機能] もしくは [ツールチップ] から [画面をクリップボードにコピー] を選択します
- 貼り付け先のアプリに切り替えて、各アプリごとの方法でクリップボードから貼り付けを行います
URL自動キャプチャ
指定したURLの画面キャプチャを自動で取得・保存する機能です。
[同時操作] もしくは [ツールチップ] から [Webページ自動キャプチャー] を選択します。
[実行]をクリックすると、画面キャプチャの取得を自動で行います。Android4.4以上の場合はChromeブラウザを用いてフルビューの取得を行い、Android4.4未満の場合はWebDriverによるフルビューの取得を行います。同時にファーストビューの取得も行います。
キャプチャが終了すると指定したフォルダ内にキャプチャ画像が保存されます。
位置情報を入力(GPSの設定)
緯度と経度を入力することで任意の場所にGPSの位置情報を設定する機能です。
- google mapなどを開きます。
- [機能] もしくは [ツールチップ] から [緯度経度を入力] を選択します
- [緯度] [経度]を入力し、[適用]をクリックすると、指定した位置情報を表示します。
言語を変える
端末の言語設定を変更できる機能です。
[機能] から [言語] を選択して、変更したい言語を選択します。※Androidのバージョンによっては言語切替画面に遷移するので、そこから変更したい言語を選択してください。
WiFi切り替え
端末のWiFi接続をオン/オフする機能です。
デフォルトはオンになっていますが、オフにすることでネットワーク接続のない状態にすることができます。
- [機能] もしくは [ツールチップ] から [Wifi有効化] を選択します
端末のログを表示
実機と同じように端末のデバッグログの確認する機能です。
- [機能] もしくは [ツールチップ] から [端末ログを保存] を選択します
- 保存するファイル名と保存先を設定すると、端末ログがテキストファイルで保存されます。
画面転送モード
画面転送モードの切替を行う機能です。
より安定した画面転送を行いたい場合にはセーフモード、若干ノイズがでる場合がありますが、セキュア画面の表示や高速に画面転送を行いたい場合には標準モードを設定します。
- [表示] から [画面転送モード] を選択します
- 標準モードもしくはセーフモードを選択します
ハードウェアボタン
端末画面のツールチップ、最下部のハードウェアボタン、電源ボタン、ボリュームボタン等をクリックすることでハードウェアボタンに相当する動作を行うことができます。

- 端末再起動 ※一部のiOS端末は再起動することができません。
- 音量調節 ※音声対応の端末の場合、お使いのパソコンから音声が入出力されます。
- ホームボタン
- 戻るボタン
- メニューボタン
端末の操作方法(ソフトウェア版だけの機能の説明)
音声出力機能
スマートフォンで再生される音をPCのスピーカーから出力する機能です。
動画や音楽、ゲームなどスマートフォンから再生される音声を確認することができます。
レンタル「端末一覧」でサウンドの項目が「入出力可」または「出力可」になっている端末でご利用いただけます。
※サウンドが「-」の端末については音声は出力されませんのでご注意ください。

- 音声出力対応の端末をレンタルします。レンタル直後から音声出力は自動的に有効化されます。
[設定] もしくは [ツールチップ] から [サウンド出力] をクリックして音声出力を有効化・無効化することができます。音声出力有効中はアイコンが緑色で表示されます。
必要に応じて、[設定] > [サウンド] から音声品質を設定することができます。
- 自動音量調節
音量を最大化しても音量小さいときなどに、音量を増幅させる用途で使います。 - 音量アップ、ダウン
音量調節物理ボタン相当の動作となります。 - Speex
音声データを圧縮して狭いネットワーク帯域においって音声遅延を少なくします。 - PCM
音声データを品質優先で無圧縮のまま再生します。広いネットワーク帯域を必要とします。 - サンプルレート8Hkz
電話品質相当の音質となります。狭いネットワーク帯域においって音声遅延を少なくします。 - サンプルレート16Hkz
高音質モードに切り替えます。広いネットワーク帯域を必要とします。
- 自動音量調節
音声出力を停止するには、もう一度サウンド出力をクリックしてサウンド出力を無効化します。
※端末画面最下部に遅延のため音声出力停止中とアラートが出た場合は、音声出力を一旦無効化した後に有効化してみてください。
音声入力機能
スマートフォンのマイクに対して音声を入力する機能です。
電話アプリや音声検索アプリ等の検証が可能です。
レンタル「端末一覧」でサウンドの項目が「入出力可」になっている端末でご利用いただけます。
※サウンドが「-」の端末については音声は入兎力されませんのでご注意ください。
※ご利用のPCに音声入力可能なマイク入力機能が付いている必要があります。

- 音声入力対応の端末をレンタルします。
[設定] もしくは [ツールチップ] から [サウンド入力] をクリックして音声入力うを有効化・無効化することができます。 音声出力有効中はアイコンが緑色で表示されます。
PCのマイクよりレンタル中のスマートフォンに対して音声の入力が可能になります。
音声入力を停止するには、もう一度サウンド入力をクリックしてサウンド入力を無効化します。
※音声出力と音声入力は排他的で、入力中は出力される音声を確認することができません。
音量調節
スマートフォンの音量を調節する機能です。
サウンド出力を有効化している場合はPCのスピーカーから出力される音量も大きくなります。
[設定] もしくは [ツールチップ] から [音量アップ / 音量ダウン] をクリックして音量の調節が可能です。
※自動音量調節を有効にしているう場合は音量調節ができません。
録音
スマートフォンから出力される音声、入力した音声を録音する機能です。
録音のファイル形式はWAV形式となります。チャネル1に音声出力データ、チャネル2に音声入力データが保存されます。
以下の手順で録音の開始、終了を行います。
端末画面の録音アイコンをクリックします
音声のファイル名と保存先を設定すると、録音が開始されます
録音中は録音アイコンが赤く点灯します
端末を操作し、録音対象となる処理を実行します
録音アイコンを再度クリックすると録音を終了します
操作を録画
画面の動作を録画する機能です。
設定によって枠/タッチ入力/音声を含めるか含めないかを変更することができます。枠を含めないと端末の部分だけが録画されるようになります。タッチ入力をオンにすると、タップ操作が見えるよう表示された動画を録画することができるようになります。
録画のファイル形式はAVI形式となります。録画ファイルには音声出力も含まれます。
以下の手順で録画の開始、終了を行います。
- 録画設定を [機能] から [操作を録画] を選択うして行います。
[機能] もしくは [ツールチップ] から [録画] を選択します
動画のファイル名と保存先を設定すると、録画が開始されます。録画中は録画アイコンが赤く点灯します。
端末を操作し、録画対象となる処理を実行します
[機能] もしくは [ツールチップ] から [録画] を再度クリックして録画を終了します
アプリの一括削除
インストールしたアプリを一括で削除する機能です。
[機能] から [アプリの一括削除] を選択します
画面が処理中状態に変わり、一括削除が終わったら操作が行えるようになります。
アプリデータの一括削除
アプリの内部データを一括で削除する機能です。
[機能] から [アプリデータの一括削除] を選択します
画面が処理中状態に変わり、一括削除が終わったら操作が行えるようになります。
端末の初期化
端末内のあらゆるデータを可能な限りクリーンな初期状態に戻す機能です。※ファクトリリセット後の状態とは異なります。
[機能] から [端末の初期化] を選択します
画面が処理中状態に変わり、一括削除が終わったら操作が行えるようになります。
仮想adb機能
レンタルしたAndroid端末に対してadb接続できるようにする仮想adb機能です。
adbはRemote TestKitのパッケージ内に同梱されているため、Android Studio等で別途Android SDKをインストールすることなく、即座にadb接続をご利用いただけます。
adb接続を行うことで、PCに接続したローカル端末と同様にadbを利用した開発や検証を行うことができます。
- ログの取得
- リモートデバッグ
- 端末内のファイルの取得
- 端末へのファイルの送信
- アプリケーションの状態取得
端末画面のキャプチャ
[設定] もしくは [ツールチップ] から [仮想adb有効化] を選択します
[機能] から [adb shellを起動] を選択します
adb shellへ接続したコマンドシェルウィンドウが起動します
adb設定
仮想adbの挙動に関わる設定を行う機能です。
DDMS等を利用して端末の画面キャプチャを取得する際の画質を変更することができます。本機能を活用することでローカルの実機よりも高速に画面キャプチャを取得することが可能となり、検証やテストの時間を短縮することができます。
- [設定] から [adb設定] を選択します
表示されたダイアログから画面キャプチャ方式を選択します。
Xcode Connector機能
レンタルしたiOS端末に対してXcodeで接続できるようにする機能です。
Xcode連携機能を有効化することで、PCに接続したローカル端末と同様にXcodeを利用した開発や検証を行うことができます。
[設定] もしくは [ツールチップ] から [Xcode連携有効化] を選択します
Xcode連携を有効化するためには、必要な処理を管理者権限で実行する必要があるため、表示されたダイアログから macOS のログインパスワードを入力して有効化ボタンをクリックします。
必要に応じてファイルのダウンロードが必要となります。ダウンロードは1時間ほど要するため十分なレンタル時間を確保してください。また、その間、端末の操作は可能です。
すべての準備が整ったらXcodeを再起動することで、Xcode上からレンタルした端末に対して接続することができるようになります。
WiFiプロキシの有効化/無効化
端末のWiFi接続のプロキシを設定する機能です。
本機能を活用して、社内プロキシーを経由して社内のセキュアな開発環境等に接続することができます。
※本機能は一部のAndroid 6未満の端末でのみ設定可能です。Android 6以上でWiFiプロキシを設定する場合はOS設定開放へのご契約が必要となります。
※設定した内容は端末返却時に削除されます。
[設定] から [WiFiプロキシ有効化] をクリックします。
プロキシのホスト名、ポート名を設定するダイアログが表示されるので、それぞれ値を入力します。
ブラウザ等でセキュアな開発環境へアクセスします。
クリップボードのリアルタイム同期
Android実機と、PCクライアント側のクリップボードをリアルタイムに同期する機能です。
PCでコピーした文字をAndroid、iPhone、タブレットなどスマートフォン端末側で直接ペーストすることができるので大変便利です。本機能を利用して、端末のテキストをコピーしてPC側でエビデンス作成も可能です。
[設定] から [PCと端末のクリップボード同期] を選択します
リモートコントローラー機能
レンタルした端末をお客様がお持ちのスマートフォンをコントローラーにして操作できる機能です。
リモート・コントローラー機能により、単に動作を確認するだけではなくスマートフォン上での操作感なども多くの機種で簡単に検証できるようになります。
- ソフトウェア版をインストールしたPCにAndroid端末を接続します
- 接続したAndroidは開発者オプションからUSBデバッグを有効化してください
[設定] もしくは [ツールチップ] から [リモート・コントローラー有効化] を選択します
接続したAndroidにレンタル中の画面が表示されます。実機を操作するように操作してください
画質の設定
端末ウィンドウの表示画質を変更する機能です。
デフォルトで自動調整をしていますが、端末の動作が遅く感じたり、最高画質が必要な場合などは手動で画質を設定することができます。
[表示] から [画質] を選択します
表示サイズ
端末操作画面の表示サイズを切り替える機能です。
デフォルトの表示はお使いのPCに応じて最適化されたサイズで表示されます。
[表示] から [表示サイズ] を選択します
タッチ操作補正
Androidの画面スワイプ操作を補正し、滑らかに画面がスクロールするようにする機能です。
本機能はスワイプ操作等を一定期間バッファリングして、操作を補正するため、リアルタイム性は若干劣化するため、ブラウザ検証等でご利用いただくことを想定しています。
[設定] から [タッチ操作補正] を選択します
Seleniumによる自動テスト
Mozilla FirefoxのアドオンであるSelenium IDEで生成したスクリプトを実行する機能です。詳細はこちらをご確認ください。
※最新のFirefoxはSelenium IDEをサポートしておりません。
同時操作機能
メイン端末(以下:マスター)の操作にあわせて、レンタルしている他の端末(以下:スレーブ)を同時に操作する機能です。詳細はこちらをご確認ください。
- 同時操作のマスターとして利用
- URLを入力してブラウザを起動
- アプリをインストール
- 画面を回転
- 画面をキャプチャして保存
- 端末をキャプチャして保存
- 端末ログを保存
- 位置情報を入力(GPSの設定)
ローカル端末機能
お手元のスマートフォン端末をリモートでレンタルした端末と同じように操作可能とする機能です。 画面のスクリーンショットやURLを指定してブラウザをオープンするなど、検証の効率化に便利な機能をご利用可能です。詳細はこちらをご確認ください。
Microsoft Office連携
編集中のMicrosoft Office(Word、Excel、PowerPoint)のデータとドラッグ&ドロップで連携が可能です。連携方法には2種類の方法があります。
- 端末画面のキャプチャをMicrosoft Officeのファイルにドラッグ&ドロップで貼り付ける
- Microsoft Officeで編集中のテキストを端末の検索窓等のテキストボックスにドラッグ&ドロップで貼り付ける
方法1:端末全体・画面キャプチャをMicrosoft Office(Word、Excel、PowerPoint)に貼り付ける
キーボードのCtrlキーを押しながら、端末画面をドラッグする
端末全体をキャプチャする場合
端末の液晶画面ではなく、外側の端末部分をCtrlキーを押しながらドラッグ画面をキャプチャする場合
端末の液晶画面部分をCtrlキーを押しながらドラッグ
ドラッグしたまま編集中のMicrosoft Office (Word、Excel、PowerPoint)の画面へドロップして、端末全体または画面のキャプチャを貼り付ける。
ドラッグ&ドロップの操作イメージ ※Excelのバージョンよっては貼り付けられない場合があります。
方法2:Microsoft Officeで編集中のテキストを端末の検索窓等のテキストボックスにドラッグ&ドロップで貼り付ける
端末のテキストボックスを入力可能な状態にする
端末のテキストボックスをタップして入力可能な状態にする
キーボードのCtrlキーを押しながら、 Microsoft Officeで編集中のテキストをドラッグする
Word、PowerPointの場合
貼り付けたいテキストを選択してドラッグするWord、PowerPointの場合
貼り付けたいテキストを選択してドラッグする
ドラッグしたまま端末画面のテキスト入力フォームへドロップして、テキストを貼り付ける。
ドラッグしたまま端末画面のテキスト入力フォームへドロップする
ドラッグ&ドロップの操作イメージ ※Excelのバージョンよっては貼り付けられない場合があります。
ログアウト
Remote TestKit ソフトウェア版による、端末の利用には下記の制約事項があります。ご了承の上ご利用ください。
- Remote TestKit の全サーバとSSL通信を行います。Firewall等で接続が遮断される場合、正しく動作しません。
- その他制約については こちら をご確認ください
新バージョンのインストールについて
ソフトウェアを起動した時、新しいバージョンのインストールを促すメッセージが表示される場合があります。
その際は、お手数ですが ダウンロードページ より新バージョンのセットアップファイルをダウンロードいただき、再インストールを行ってください(旧バージョンは自動的にアンインストールされます)。