アプリ開発やサイト制作のスマホ端末実機検証・テスト-Remote TestKit

2024.9.5

スマホ実機検証の知っておくべきリスクと対策

見出し

1.Appiumの基本概要とスマホアプリでのテスト自動化

2.検証端末の持ち出しによるリスク

3.ユーザー環境の網羅性が欠けることによるリスク

4.解決のポイントは「持ち出し不要で、どこからでも誰でも使える環境」

5.課題解決法:RTKでリスクを軽減し、効率的な検証を実現

1.個人端末携帯を利用した実機検証の潜在リスク


社員の個人端末を利用して実機検証を行うことは、検証端末を調達するための意思決定や購入手続き、資産管理が不要で一見楽でメリットに感じるかもしれません。社内手続き等の観点から、ついついその方法を選んでしまうことも少なからずあるでしょう。しかし、リリース前のアプリやお客様の個人情報が含まれるデータを扱う場合、万が一その端末が紛失や盗難に遭ったとしたら、あるいは社員の意思に関わらずSNSなどで流出してしまったら、どうでしょうか?個人端末を利用した実機検証は、情報漏洩のリスクと常に隣り合わせなのです。情報漏洩は、企業の信頼を一瞬で失わせる可能性があります。将来的なリスク回避のために、今の運用方法が本当に安全かどうか、一度見直すことから始めてみてください。たとえ現時点で「リスクが低い」と考えても、会社の信頼にかかわる重要なリスクなので、予防策としての対応が重要です。

検証端末の持ち出しによるリスク


リモートワークの普及に伴い、検証端末を持ち出して自宅などで検証を行うことも、以前に比べ一般的になっています。社外での作業は、検証業務のためにわざわざ出社することもなく効率を高めることができますが、その一方で端末の管理が甘くなりがちです。紛失や盗難が発生するリスクは、決してゼロではありません。端末を持ち出す際に、MDM(Mobile Device Management)のようなセキュリティ対策が導入されているか、確認が必要です。また、セキュリティ対策が難しい場合は、対策として端末にリモートアクセスできるツールを導入するなどが考えられます。適切な管理方法やリスク回避の方法を再検討することが求められるでしょう。

ユーザー環境の網羅性が欠けることによるリスク


限られた端末や環境での検証では、全てのユーザー環境を網羅することが難しいのが現実です。例えば、特定のOSバージョンや希少な端末での不具合が見逃される可能性があります。リリース後に予期せぬ不具合が発生すると、修正対応に追われることになり、結果的に経営的にも重要課題となることも少なくありません。こうしたリスクを回避するためには、ユーザー環境の網羅性を高めることも重要です。多様な端末やOSバージョンでの検証が求められる中で、現状の網羅性が十分か、現状の端末だけで本当にカバーできているのか、改めて見直すことが大切です。

解決のポイントは「持ち出し不要で、どこからでも誰でも使える環境」


実機検証の課題を解決するには、「持ち出し不要で、どこからでもすぐ使える環境」を整えることが大切です。物理的な端末の持ち出しや、個人端末の利用をなくすことで、情報漏洩や紛失といったセキュリティリスクを大幅に減らすことができます。また、場所の制約がなくなり、端末準備の負担を負うことなく、業務に取り組めるようになり、検証作業の効率アップが期待できるでしょう。こうした環境を整えることで、実機検証に伴うリスクをしっかりと抑えつつ、品質の維持と業務効率化を実現できます。

課題解決法:RTKでリスクを軽減し、効率的な検証を実現


これらの課題解決となるのが、クラウド実機検証サービスのRemote TestKitです。Remote TestKitを利用すれば、物理的なスマホを持たずにクラウド上で実機検証が可能になります。これにより、個人端末での検証作業や検証端末を持ち出す必要がなくなり、セキュリティのリスクを大幅に軽減できます。同時に、多数の端末での検証が可能であり、様々なOSや機種でのテストを網羅的に行い、品質向上も実現できます。データセンタにある1200台の実機にリモートアクセスできるため、どこにいても検証作業が進められます。今の検証方法に少しでも不安を感じている方は、Remote TestKitを導入することで、安全性と効率性を両立させることができるでしょう。

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