アプリ開発やサイト制作のスマホ端末実機検証・テスト-Remote TestKit

導入事例 -LogiGear様-



導入事例 -LogiGear様-

LogiGearの顧客が自動テストフレームワーク「TestArchitect」用に幅広いモバイルデバイス利用できるようRemote TestKitを利用しています。 LogiGearとNTTレゾナント・テクノロジーは、TestArchitectとRemote TestKitのシームレスな接続を実現すべく、連携して取り組んでいます。

LogiGearについて

LogiGear Corporationは、ソフトウェアのテストにおける最先端のテクノロジと専門知識を提供するとともに、各企業がビジネス成長を加速させながら自信をもってソフトウェアを提供できるようにするためのソフトウェア開発サービスを提供しています。1994年、ソフトウェアテスト業界のトップリーダーらによって設立されたLogiGearには、さまざまな業界とテクノロジにおいて有名企業のソフトウェアテスト・開発プロジェクトを行ってきた実績があります。ぜひ、LogiGearTestArchitectの詳細をご覧いただき、TestArchitectの無料版をダウンロードしてください。

-一目でわかるLogiGearの「Remote Testkitの導入」-

課題

LogiGearの内部テストサイトVietnam, Foster City, Seattle, Huston)と世界中のTestArchitectの顧客に、LogiGearのTestArchitect自動フレームワーク用の柔軟なオンデマンドのデバイスクラウドを提供すること。

  • テスト範囲 - より多くのデバイスに対応:テスト範囲を拡大して、製品の品質を高める。これこそがLogiGearの優先事項であり、全体のコストを抑えながら、より多くのデバイスに対応することが大きな課題でした。
  • 柔軟性 - いつでもどこからでも:Remote TestKitのパブリッククラウド型SaaSサービスによって、iOSやAndroidの各種デバイスにいつでもどこからでもオンデマンドでアクセスできるようにする。

結果

コスト削減

  • バグの再現、通知、修正への応答時間が短縮されました。また、デバイスをすべてRemote TestKitクラウドに移行したことで、物理デバイスの保守にかかる運用コストを大幅に削減できました。これにより、TestArchitectチームだけでなく当社のサービス提供チームも、新たな市場の需要や顧客のニーズにすばやく対応できるようになりました。

Hans Buwalda -CTO of LogiGear

-ご自身のこと、そして、LogiGearでのお仕事について教えてください。-

LogiGearのCTO、Hans Buwaldaです。長年、自動化対応テストの設計に重点を置いて、自動テスト、特にキーワードを利用したアプローチの開発に携わってきました。私は自動化をテクノロジ上の課題というよりも、むしろテスト設計上の課題だと捉えています。

-LogiGearについて教えてください。-

LogiGearは創業20年を超え、テストの実施と自動化に向けた専門的なアプローチを確立しています。これまでに、数々の書籍や記事を発表し、さまざまなイベントで講演を行ってきました。その専門知識を、当社のサービスや製品、例えば、テスト開発サービス、トレーニング、そして当社の主力製品であるTestArchitectによってお届けしています。

-常に変化する環境でどのように対応し、サービスを提供していますか?-

まずは耳を傾けることだと考えています。お客様、市場、そして社員の声に耳を傾けるように心がけ、いつでも成功と課題の両方から教訓を得ています。当社では、過去の知識が今でも必要とされているはずだと考えることはありません。そういう場合もあるでしょうし、そうでない場合もあるでしょう。世の中には多くのすばらしいものが存在する。今まさにこの業界で働くことにおもしろさを感じています。

-NTTレゾナント・テクノロジーとの提携について、これまでのご経験と今後のご希望・ご期待を教えてください。-

NTTレゾナント・テクノロジーは対応が非常に迅速かつ協力的なので、お客様の状況が複雑になりがちな中で、大いに助かっています。NTTレゾナント・テクノロジーの製品「Remote TestKit」はとても直感的で、TestArchitectとの相性も抜群です。柔軟性は、テストの自動化において重要な要素。この先何が起こるかは誰にもわかりません。たとえ今はうまくいっていたとしても、最近のモバイルクラウドの大半がそうであるように、モバイルデバイスとのインターフェースが限られている場合、いつか問題になるでしょう。自社のアプリケーションで何かしたくても、テストすることができなくなる。それをNTTレゾナント・テクノロジーと提携することで解決できるわけです。Remote TestKitには各種物理デバイスがホストされており、当社はそれらのデバイスがまるで当社のマシンに接続されているかのようにアクセスできます。非常にすばらしいことです!

Thuc Nguyen -Associate Product Manager (APM) of TestArchitect

-ご自身のこと、そして、LogiGearでのお仕事について教えてください。-

LogiGearのコード化不要の自動化フレームワーク、TestArchitectの担当APMを務めるThuc Nguyenです。私は主に、当社の製品チームが合理的なロードマップを遂行していることを確認するかたわら、アジャイルテストの最新トレンドについて執筆しています。

-TestArchitectとは?-

TestArchitectとは、より少ないプログラミングスタッフを活かして、はるかに多くのそれ以外のスタッフをサポートすることで、テストの自動化範囲と生産性をスケールアップすることに重点を置いた、統合型自動フレームワークです。TestArchitectの特長はコード化が不要な点であり、事前にコード化された充実したキーワードライブラリをすぐにご利用いただけます。自動テストの作成に即座に取り掛かることができるため、簡単かつ強力です。

-統合ソリューションの利点は何でしょうか?-

TestArchitectとRemote TestKitの統合ソリューションによって、お客様は、TestArchitectで自動テストをすばやく開発し、それらのTestArchitectテストをお好みのどんなRemote TestKitデバイスででも実行できるようになるため、きわめて大きなメリットが得られます。この統合により、テストの設計から、開発、管理、実施に至るまで、エンドツーエンドのプロセスが完成し、また、そのテストを自社のCI/CD/DevOpsのパイプラインに組み込めば、より効果的です。最終的に、真の品質を迅速に得ることができます。

-LogiGearと顧客にとって、Remote TestKitを使用する利点は何ですか?-

当社の製品開発でRemote TestKitを使用する最大の利点は、そのオンデマンドの柔軟性によるものです。TestArchitectでは、iOSとAndroidの両方でネイティブアプリ、モバイルブラウザ、ハイブリッドアプリの自動化をサポートしているため、テスト範囲を広げ、製品の品質を高めることが、常に当社の最優先事項なのです。Remote TestKitなら、必要なときに必要なデバイスを提供してくれます。 また、さまざまな種類のプラットフォームで、世界中のあらゆる場所から実行されるアプリをお持ちのお客様にも、同様の利点が当てはまります。例えば、ベトナムのテスト担当者が、米国内にあるAndroidデバイスのテスト中に見つけたバグを、カリフォルニアの開発者に見せることができます。これは、スマートフォンをローカルマシンに接続されているかのように機能させることが可能な、Remote TestKit独自のテクノロジのおかげです。

-以前はどのような課題がありましたか?-

これまで、AndroidまたはiOSの最新バージョンに対応するには、たいていスマートフォンの実機を購入する必要がありました。それらのデバイスの保守にかかる多大な労力はもちろんのこと、その購入プロセスにも時間とコストがかかりました。

-現在、市場には多くのモバイルデバイスクラウドサービスがありますが、そのなかでRemote TestKitの強みは何だと思われますか?-

当社のチームはもちろん、当社のお客様も、Remote TestKitのデバイスがシミュレータやエミュレータではなく、本物のスマートフォンだということを高く評価しています。顧客が実際に体験することを、より確信をもって確認できるようになったことは、大きな違いです。

-Remote TestKitをいつ、どのように使用されていますか?-

モバイルOSの最新バージョンに対応する場合、通常、TestArchitectコンポーネントであるアプリ署名ツールの再構築が必要になります。このツールによって、ユーザーはテストに向けてアプリを準備できます。アプリ署名ツールが特定のOSバージョンやデバイスで機能しないと、致命的な問題につながります。そのため、当社ではRemote TestKitを利用して、あらゆるプラットフォームや各種デバイスに対して当社のアプリ署名ツールのテストを行い、最高の品質を確保しています。

-Remote TestKitを利用して、チームの業務や生産性に変化はありましたか?-

バグの再現、通知、修正への応答時間が短縮されました。また、デバイスをすべてRemote TestKitクラウドへ移行したことで、物理デバイスの保守にかかる運用コストを大幅に削減できました。これにより、TestArchitectチームだけでなく当社のサービス提供チームも、新たな市場の需要や顧客のニーズにすばやく対応できるようになりました。

-Remote TestKitを他社にもお勧めされますか?-

はい、もちろんです!Remote TestKitを利用する当社のモデルは、大規模な企業顧客へのサービスの提供や、グローバルなユーザーに対応できるテスト範囲の確保といった、当社と同様の課題に直面する他の企業でも応用できるはずです。モバイルデバイスでの自動化ソリューションの提供に取り組む企業は、DevOpsとクラウドの世界で常にあらゆる変化に対応するため、Remote TestKitを利用できるでしょう。ぜひ、そうされることをお勧めします。

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