導入事例 -株式会社スクウェア・エニックス様-

導入事例 -株式会社スクウェア・エニックス様-

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取材ご協力:株式会社スクウェア・エニックス 様 第6ビジネス・ディビジョン
アシスタントプロデューサー 二木 達博氏
テクニカルディレクター 縣 大輔氏

-まずお仕事について教えてください-

二木氏:

『ドラゴンクエストX オンライン』の連動アプリケーション、『ドラゴンクエストX 冒険者のおでかけ超便利ツール』を提供しています。
これは『ドラゴンクエストX』の世界をより一層楽しんで頂き、ユーザーの皆様のプレイをサポートするスマートフォンアプリです。オンラインRPGである『ドラゴンクエストX』の世界では毎日色々なことが起きていますが、現実の日常生活のなかでゲームへログインする時間をなかなか取れないお客様もいらっしゃいます。そこで、ログインしていない時間でも気軽に『ドラゴンクエストX』の世界に触れて頂けるように、と生まれたのが『おでかけ超便利ツール』になります。開発は社内外の開発チームとともに進めており、自社内のチームはテクニカルディレクターの縣をはじめ、エンジニアが大半です。

-Remote TestKitを導入することになったきっかけを教えてください-

縣氏:

モバイルのチェックは、販売数が多そうな端末やシェアが多そうな端末を集めてチェックしていました。ただ、社内でも発売中の端末を全て揃えているわけではないので、メジャーではない端末やCPUがニッチなものなど、社内に実機がないもののチェックをどうするのか、というのが課題でした。
その中でRemote TestKitのソリューションを聞いて、導入を検討しました。

-Remote TestKitをどのようなシーンで利用していますか?-

縣氏:

いわゆるテストに使うこともありますが、メインはお客様から「アプリが落ちた」とか「起動しない」とか、そういう不具合の問い合わせがあったときに利用しています。手元に実機があれば良いのですが、先ほども言いました通りすべての実機があるわけではないので。そういう時に、事象の再現の確認をしています。事象を確認したら修正して、その確認にも利用していますね。

-お客様からの問い合わせ以外での利用はありますか?-

縣氏:

IPアドレスを指定してチェックするような事もあるので、そういう利用の仕方をすることもあります。これは非常に便利です。
(※Remote TestKitでは、アクセス元のIPアドレスをご要望に応じてお伝えしています)

-Remote TestKitには300機種ほどの国内外の端末が揃っていますが、どのような機種を利用していますか?-

縣氏:

基本的にはお問い合わせのあった端末になります。ただ、GalaxyやXperiaなどのメジャーな端末は社内にあるので、どちらかと言うとマイナーな端末の利用が多いですね。Remote TestKitには古い端末や、古いバージョンのOSも揃っていますので、そのチェックにも利用しています。

二木氏:

お問い合わせの中には、サービスとしてサポートしていない端末からの問い合わせもあります。ただ、そういった場合でも、ドラゴンクエストⅩの世界を少しでも快適にお楽しみいただけるように、できる限りの対応可能なものは対応すべく、機能改善できる方法はないか模索します。そういう時、Remote TestKitに端末があると、端末の購入までの時間が短縮でき、すぐに原因の調査が開始できるので便利ですね。その結果、より早くより多くの案件を解決できるようになりました。

-ご利用になって効率化された業務や工程、楽になったことを教えてください-

縣氏:

当社では、問い合わせ調査はプロジェクトチームとは別の、テスト用実機を大量に持っているテストチームで行っています。確認の際には、テストチームにその実機があるかの確認をして、チェックを依頼する、という流れになりますが、Remote TestKitに端末があれば、そのテストチームに依頼をしなくても、プロジェクトチーム内のエンジニアがすぐに試せます。それがいい点ですね。

-Remote TestKitを利用して、購入する端末は減りましたか?-

縣氏:

購入する端末は減っていません。ただ、これまで端末がなくて手詰まりになっていた案件を解決することができています。基本的に実機でのチェックは必ず行っています。Remote TestKitはプラスアルファの利用ですね。

-Remote TestKitでやる試験と実機でやる試験に違いはありますか、まだどのように使い分けていますか?-

縣氏:

実機では、テストチームがアプリを強制的に落としたり、起動たり、あとはゲームと連動しているので特定の画面を開いた状態の試験など、機能的な試験をがっつりやっています。

なので、Remote TestKitでは、お客様からのお問い合わせベースの単純試験をやっていますね。お客様からのお問い合わせには、不具合が再現した手順が記載されていることがありますので、その通りに動かして、実際に事象を確認しています。

-実機とRemote TestKitで、完全に役割を切り分けているのですね。では、Remote TestKitではどんな機能を利用していますか?-

縣氏:

特別難しい機能は利用していなくて、マウスとキーボードで実機操作をするのと同じように操作していますね。アプリをインストールして、ゲームのIDとパスワードを入れてログインして……。
それと、GPS機能は一度利用しました。位置情報を連動させる機能を始めて搭載したので。でも、普段はそんなに使わないですね(笑)。

-Remote TestKitへの要望や不満はありますか?-

二木氏:

最近は手ごろな値段で手に入るということで、利用しているお客様がいらっしゃるようなのですが、実はアーキテクチャが特殊…ということも少なくないので、中国系や台湾系の端末が充実するといいですね。なかなか自社で購入して備えておくことはしていないのですが、時たまお問い合わせを頂きます。

縣氏:

あとは、電波回線を弱くするなどの機能があると便利ですね。電波状態が悪いときに発生する不具合が結構あります。スマホになると、電車の中で使うお客様が多いと思いますので。

~縣さん、二木さん、ありがとうございました!~

株式会社スクウェア・エニックス様のご紹介

株式会社スクウェア・エニックスは、エンタテインメント分野において、創造的かつ革新的なコンテンツ/サービスのヒット作品を生み続けるリーディングカンパニーです。代表作『ドラゴンクエスト』シリーズ、『ファイナルファンタジー』シリーズをはじめ、デジタルエンタテインメント、アミューズメント、出版、ライツ・プロパティ等の4つの領域で事業を展開しています。
【代表作】『ドラゴンクエスト』シリーズ 『ファイナルファンタジー』シリーズ

株式会社スクウェア・エニックス様の導入事例について

自社内の実機端末だけではカバーしきれなかったお客様対応を、Remote TestKitを導入することで、より多くのユーザーさんに対応できるようになった事例としてご紹介させていただきました。現在、Android端末の数はどんどん増え続けており、今後もさまざまな端末への対応が迫られることになると思います。これからも、スクウェア・エニックス様の発展にご協力させていただきます!

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