iOS向けアプリ開発支援強化、Googleアカウント バックアップ/リストア、複数端末同時実行機能提供開始のお知らせ
Remote TestKitをいつもご愛顧いただきありがとうございます。
2015年3月26日(木)実施のシステムメンテナンスが終了いたしましたのでご報告いたします。
尚、メンテナンス完了に伴い新たに「iOS向けアプリ開発支援強化」「Googleアカウント バックアップ/リストア」「複数端末同時実行機能」の提供を開始いたしました。
■iOS向けアプリ開発支援強化
アップルが提供するソフトウェア開発のための統合開発環境「Xcode(エックスコード)」と連携する機能を追加します。この機能によりiOSアプリ開発者は、開発・デバッグ、テスト工程においてより効果的にRemote TestKitを利用できるようになり、大幅な業務効率化を実現します。・「Xcode」上でRemote TestKit上で提供しているiOS端末のログを確認できる。
・「Xcode」上でビルドしたアプリケーションを、Remote TestKit上で提供しているiOS端末にデプロイ・デバッグすることができる。(Remote TestKitで提供しているiOS端末のUDIDは端末画面またはWebサイトで公開しています)
・iTunesと連携させることで、画像ファイルや音楽ファイルなどをテストに必要なファイルを一括して試験用にレンタルしたiOS端末に同期できる。
・Appium(アプリのテストを自動化するツール)等との連携による自動テストが実行できる。
・iOS端末のSafari Webインスペクタ機能を使ってウェブページのリアルタイムデバッグができる。【XcodeとRemote TestKit連携イメージ】
※Xcode画面イメージ。赤枠が端末のログ表示部分
■Googleアカウント バックアップ/リストア機能について
「Remote TestKit」ではセキュリティ強化のために、テスト端末はクリーンな状態からテストが開始されます。一方、Googleアカウントを利用するテスを行う場合、毎回Googleアカウントの設定を行う必要がありましたが、この機能により簡単にGoogleアカウントを設定できるようになりました。先日リリースしたスマホ全体のバックアップ/リストア機能とあわせて、より便利にお使いいただけます。■複数端末同時実行機能について
「アプリのインストール」「URLを指定してのブラウザ起動」「画面回転」について、テストを行っている複数のスマートフォンに対して一括して実行することができるようなりました。例えば、複数台のスマホに対してURLを指定してブラウザを起動し、画面を回転させてみて、見え方の違いを確認するといったテストが簡単に行えるようになります。
※複数端末同時実行機能(画面回転)でiPhoneとNexusを回転させ、ファーストビューの違い等を確認している利用例
今後も、より魅力的な機能の追加の提供などを計画しております。ご期待ください。