アプリ開発やサイト制作のスマホ端末実機検証・テスト-Remote TestKit

導入事例 -株式会社ゲームオン様-



導入事例-株式会社ゲームオン様-

ゲームオン

取材ご協力:株式会社ゲームオン様 http://www.gameon.co.jp/
総務法務部 総務チーム チーム長 吉田 広紀様

株式会社ゲームオン様のご紹介

オンラインゲームやスマートフォン向けゲームアプリの開発提供を行っている。
元々PC向けのオンラインゲームのサービスを提供してきたが、ここ数年モバイルアプリが台頭し、モバイル向けのゲーム開発にも注力を始めている。今後もPCを中心に据えながらも、モバイル向けのゲームを提供していく予定

スマートフォン向けゲームアプリ代表作

・HELLO HERO
Hello

・「クックと魔法のレシピ」
クックと魔法のレシピ

-提供されているゲームタイトルについて教えてください-

当社のモバイルアプリは自社開発しているものもあれば、他社からライセンスを買ってきて運営を行っているものがあります。前者としては「クックと魔法のレシピ」があり、後者としては「HELLO HERO」があります。
今後もお客様に喜んでいただける楽しいタイトルを提供していきたいと考えています。

-スマートフォン向けアプリは、端末数が多いので開発や試験が大変ではないですか?-

全機種検証を行おうとすると、日本の3大キャリアだけでもメーカ毎に数百端末が必要になります。更に携帯の賞味期限は2年程度と言われているため、全て買っていると膨大な費用と手間がかかってしまい困っていました。
そのときにRemote TestKitをみつけました。今までは利用率の高い機種や必要な機種を購入し検証していましたが、お客様から特定機種の動作に関するお問合せを頂いた際に、その機種を持っていないと対応ができず、社員の端末を借りるなどして対応していました。Remote TestKitを導入してからは、お客様が持っている機種そのものを、Remote TestKitで確認できるので、カスタマーサポートの領域では凄まじい効果があります。また、心理的な面としても、お客様からの問合せに対する不安が一切無くなる、ことは非常に大きいですね。

-具体的な問合せ内容と便利になった事はどのようなものですか?-

今までお客様からの「動作しない」「ここでフリーズする」などの問い合わせの場合、端末固有の不具合の可能性がある場合は対応が極めて困難でしたが、Remote TestKitでテストすることで端末固有の症状なのか、そうでなないのか、の切り分けができるようになりました。
具体的には
 ・お客様の端末環境で発生したバグを、対象端末で即時デバッグできる為、動作検証からお客様へのレスポンスが早くなった
 ・上記動作検証から、端末バグ、OSバグ、OSバージョンのバグなど、修正要件が異なる可能性のあるバグのジャッジが早くなった
ことが大きいですね。

-サポート面だけではなく開発フェーズでのご利用はどうですか?-

今は実機で検証していますが、今後はRemote TestKitのADB接続機能を利用して、実機と同等の環境で試験が出来るため、開発フェーズでも使っていきたいと考えています。

-具体的な開発利用はどのようなものですか?-

開発フェーズでは、お客様申告をベースとした試験、リリース前試験や、アップデート試験を行っていますので、公開前に多くの機種で動作するかが確かめられることが大きいですね。結果として、お客様にご提供するサービスが高品質となり、バグ発生頻度も下がると期待しています。
繰返しになりますが、万が一バグが発生しお客様から申告を頂いても、迅速に対応できると思っています。

-試験端末はどのくらいお持ちですか?-

70機種くらい持っています。総務で一括管理しており、各部署に貸与して使っています。四半期に一度、棚卸し管理を行っており、故障対応等もしっかり行っていますが、これ以上、端末が爆発的に増え続けることを懸念しておりました。
その際にRemote TestKitを導入してからは、コスト削減だけではなく管理上の懸念も払拭できました。今後は従来よりも実機の購入数を抑えられると考えています。

-先ほど費用面のメリットをお話いただきましたが、コストパフォーマンスはいかがでしょうか?-

端末コストと管理コストが今後下がっていくと考えています。Remote TestKitを利用し、不要なモバイル回線を解約することができ、携帯キャリアに対する支払い費用が浮く、端末を買うコストも浮く、そのコストを Remote TestKitに移すことが出来ました。
更に、Remote TestKitだと非常に多くの端末が、従来と同等のコストで利用できるので、同じコストから生まれる生産性がかなり向上し、コストパフォーマンスは非常によいと思っています。

-Remote TestKitで実施する試験と、実機で実施する試験に違いはありますか?-

今まで違いに気付いた事はないですね。挙げるとすると操作感ですが、クラウド上のサービスなのでこの点は仕方ないと思っています。操作感を確認する必要がある場合は、実機を使って確認を行う予定です。

-Remote TestKitはたくさんの端末を用意していますが、どんな端末を使っていますか?-

売れ筋のところは必ず試験を行っています。海外の端末もRemote TestKitでは使えるので、今まで問合せのあった機種などを試験しています。また、今後は検証自動化の仕組みを使って、全機種試験も視野に入れたいと考えています。

-Remote TestKitへの要望や不満はありますか?-

アクション系など動きの早いものはRemote TestKitは向いていないと思っており、実機で対応しています。

~本日はお時間を頂きまして、どうもありがとうございました。~

株式会社ゲームオン様の導入事例について

Remote TestKitを導入することで、お客様サポートでの対応とコストパフォーマンス向上に寄与している事例として紹介させていただきました。今後もスマートフォンゲーム提供を進められるとお聞きしましたので、更に便利にお使いいただくため、これからも日々新機能の提供を続けてまいります!

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