アプリ開発やサイト制作のスマホ端末実機検証・テスト-Remote TestKit

導入事例-株式会社マイネット様-



導入事例-株式会社マイネット様-

  • 取材ご協力:株式会社マイネット様 http://mynet.co.jp/
    エンジニア 城崎 亮氏
  • 株式会社マイネット様のご紹介
    ソーシャルニュースサイト、フィーチャーフォン向けの店舗集客サービスの展開を経て、2012年からスマートフォン向けのゲームに特化して事業展開を実施中。今後はゲームタイトルを更に増やし、多言語化による海外進出も考えている。
    【代表作】
    「ファルキューレの紋章」 「大激闘!キズナバトル」 「エンジェルマスター」
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-まずお仕事について教えてください。-

エンジニアですが、私はサーバサイドの開発を担当しています。アプリからの通信を受け取り迅速にレスポンスを返すということが必要になりますが、ゲームアプリは多くの通信が発生しますので、いろいろと大変なこともあります。

-スマートフォン向けアプリは、端末数が多いので開発や試験が大変ではないですか?-

 ネイティブアプリとガワネイティブ+WEBコンテンツのアプリでは少し違いがあり、多くのアニメーションが動くようなネイティブアプリではリリース前に多くの端末で確認試験を行っていて、ガワネイティブでは10機種程度で確認を行っています。今後はネイティブアプリのタイトルを増やしていきたいと考えているので、そういった試験がますます重要になってくると思います。

-試験端末はどのくらいお持ちですか?-

 現在100機種くらい所有しており、利用する場合は、使う人が管理ツール(Google Docsベース)に登録してから使うルールになっていますが、なぜか試験に必要な時に端末が見当たらないなどということがけっこうあり、管理には苦労しています。Remote TestKitは端末を自分で管理しなくてもよいので、導入の大きなメリットのひとつだと思っています。

-Remote TestKitを導入するきっかけは?-

 先ほどからも出ていますが、端末管理が煩雑だったのでそれが軽減されるということもありますが、それ以上にスマートフォンの購入費用が多くかかっていたので、それを圧縮したいと考えていました。多くの端末で試験をする必要があるのですが、すべてを揃えるにはコストがかかるため、最低限必要な機種だけを購入し、その他については別の方法でカバーできないかを検討していました。Remote TestKitは新機種もすぐに利用できるので、端末を買わなくてもいいというのが導入のきっかけです。今後はどんどん購入する端末を減らしていこうと考えています。

-費用面のメリットをお話いただきましたが、コストパフォーマンスはいかがでしょうか?-

 使い放題のFlat2を契約していますが、もともとそれ以上に費用がかかっていたので、コストパフォーマンスはよいと思います。端末購入費用は目に見えて下がっていますね。

-Remote TestKitでやる試験と実機でやる試験に違いはありますか?-

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 あまり意識はしていないですね。実端末の動きがPC上に表示されているので、実機との差分というのはあまり感じないですし、ほとんど試験はRemote testKitでやっています。差分はないですが、触ってみた操作感などはさすがにわからないので、そういう部分をちょっとだけ実機で確認したりしています。今のところRemote TestKitだからできないという試験はないですね。特にPC上でスマートフォンを大きく表示できるので、画面を遷移させてレイアウトの崩れがないかなどを確認するのには最適だと思います。スマートフォン毎のスキンも表示されているのでとてもわかりやすいです。

-Remote TestKitはたくさんの端末を用意していますが、どんな端末を使っていますか?-

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 AndroidとiOSが用意されていますが、Android端末をよく使っています。OSバージョンの古い端末から最新機種まで揃っているので、使いたい端末がすぐに使えるのが便利ですね。自社で実機を所有している端末での試験もRemote TestKitでやってしまうこともけっこうあります。(笑)

-Remote TestKitを導入して楽になったことはありますか?-

 一番は必要な時に使いたい端末が使えることが大切です。管理ツール上ではだれも使っていないはずなのに実際には端末がないとか、使用していることになっているはずの人のところにも端末がないとか(笑)、使いたい時に使えないことがあったのですが、いつでも必要な端末が使えるのが本当に良いですね。  もちろん試験についても便利になっています。オフィスには100台くらいの端末がありますが、ユーザー様からそこにはない端末での不具合申告があった際に、たいていの端末はRemote TestKitにあるのですぐに確認を行え、端末固有の問題かどうかを切り分け対応が行えるようになりました。エンジニアだけでなく、カスタマーサポートする人もRemote TestKitを使っています。

-サウンド確認機能については使っていますか?-

 さすがに音の品質などのチェックとはいかないですが、ゲームでちゃんと音が鳴っていることの確認などには使えると思います。品質がもっと良くなればよりよいと思いますが、この機能があるか/ないかというのは大きいと思います。

-Remote TestKitへの要望や不満はありますか?-

 試験の面では、ゲームアプリはプッシュ通知などOSの機能をつかった試験があるので、そういった試験が簡単にできるようになるとよいですね。用意いただいている端末のラインナップは十分だと思うので、今後も最新機種をそろえることを続けていただき、より使い勝手がよくなるように進化してほしいです。  今までよりほんとメリットのほうが大きいので不満は感じてないです。(笑) ~本日はお時間を頂きまして、どうもありがとうございました。~

株式会社マイネット様の導入事例について

Remote TestKitを導入することで、自社でのスマートフォン購入のコストと管理稼動の削減とテストの効率化を実施している事例として紹介させていただきました。スマートフォンゲーム業界は日本から世界に向けてビジネスを拡大させていくとお聞きしましたので、Remote TestKitの海外スマートフォンを充実させるなど、これからもマイネット様の発展にご協力させていただきます!

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